持て余したい。

持て余したい。暇を。暇と言えば暇、忙しいといえば忙しい毎日を過ごしているのですが、本来は暇を好む人間。あぁ、暇を持て余したい。どれ位かといえば

「あ～暇だな、TVでも観るか～」

「あ～暇だな、昼寝でもするか～」

「あ～暇だな、ネットでも観るか～」

もう、自堕落な程に暇を持て余したい。もちろん先述の暇がない訳ではないのですが「暇だな、○○するか～」の後に

(ホントは掃除機かけないといけないけど)

(ホントはあの用事済ませないといけないけど)

とすぐではなくてもいいけど、やっておくべきことが顔をのぞかせるのです。もちろんそれらを済ませたうえで暇になればいいのでしょうが、些細な用事はいつまでたってもなくなりません。ひとつ終わればまた(あ～、換気扇そろそろ…的な）ひとつ。

どこか罪悪感のある暇しか手に入れられないのです。

究極の暇が欲しい。暇を持て余したい。

なぜこんなにも暇を欲するかといえば、基本的に体力、気力、やる気がないからです。暇を持て余すことにより何かしらの気が回復し、多少行動力があがり、普段やらないといけないと思いつつ後回しにしていたものに着手できるようになるのです。

なので、普段からバイタリティーに溢れ、次から次へと行動している人が超人に思えてなりません。１日１つの用事をしたら３日位ボ～っとしたい私は彼らからどう見えるのでしょうか。恐ろしくて聞けません。

どうでもいいとは思いますが、暇が好きな私は無駄も好きです。無駄な空間、無駄に丁寧、無駄に揃える。きっと余裕が欲しいのかな。ということは余裕がないと深層心理では感じているのでしょう。無駄に落ち着きがないのはそのせいということで。