ポツンと。
ポツンとのTV番組の話ではなくてごめんなさい。たまに観ますが不便な事もあるだろうけど時間の流れが違いそうで憧れます。
さてこちらのポツンとですが、日々徒歩生活をしているとたまにポツンと落とし物にお目にかかるのです。
たまにだけど見る確率が高いもの。自転車のカギ。私も自転車に乗るのでカギの紛失の辛さはよくわかるのです。カギを掛けた後なら動かせないだけで自転車はその場に留まれますし、チェーンタイプなら最悪切ってしまえばいい。
しかし、カギを掛ける直前にカギがなかったら、用事を済ませる間気が気ではありません。実際、カギが壊れてカギが掛けられなかったあの日、用事を済ませて駐輪場で再会するまで緊張しました。
カギを掛けていてもダメな時もありますが。盗難、ダメ、絶対。
ポツンと靴。小さな子の靴が片方コロンと。辺りを見回しても誰もいません。靴、迷子です。まだ新しそう。他にもエコバッグや帽子、謎のキーホルダー。こういった物は心優しい誰かが塀やガードレールに引っかけて置いてくれるのですが、なかなか持ち主は見つかりません。日が経ち、風雨にさらされ、環境美化などで回収されていく。ちょっと切ないですね。
ポツンと消火器。いや、ただの不法投棄だと思いますが。マンションの入り口付近、しかし道のど真ん中、ポツンと消火器。なかなかシュールです。入口付近に車を停車させないために誰かが置いたのでしょう。回収されることはなく、入り口付近を日々移動しています。住民同士の熱い攻防戦が繰り広げられているのでしょう。
ポツンとジュースの缶。歩道のど真ん中、朝日に輝く赤い缶。なぜかプルタブがない。何かメッセージ性を感じる。いや、メッセージ性は不要なのでゴミ箱に捨てていただきたいです。
特にオチもなく、以上です。