趣味は草むしりです。

日々のしょうもないことをお届けします。

怖いもの見たさ。

いや~、しんどい、疲れた。ネガティブな言葉が並びます。

階段上れば息切れ、掃除機かければ腰が痛い、少し急ぎ足でもすれば動悸。いい大人にになると体の不具合が増えていきますねぇ。普段の不摂生もあるのでしょうが。

そんな訳でとある症状が少しずつ悪化してきたので病院に行くことにしたのですが、1週目、予約を勝ち取る。2週目、受診。3週目、検査。4週目、診断。という長期プランを組まれたのですが、不思議なものですね、予約をしたあたりから症状が軽くなり、受診時はほぼ出ない。しかし検査はしましょうねということで3週目のその日は検査のためだけに病院へ。

天気も良いので自転車で行くことにしたのですが、家を出てすぐ心臓が止まりそうな出来事が。俗に言う生活道路のような道で前方から車。駐車か停車したいらしく私から見て左側に寄る動き。そこに歩行者が現れました。私は車を避け、かつ歩行者の邪魔をせず進まなければならなくなりました。後方から車が来ないのを確認し、車と歩行者を避けます。どんくさい私には難関でしたが無事クリアしたと思ったその時、目の前に大きなクモ(でっぷりとしたジョロウグモ)が!必死で体をひねり回避を試み、急ブレーキ。

心臓は早鐘を打ち、呼吸は浅くなりながら肩などにいないか確認。あたりを見回すとまだ空から垂れているクモがブラーンと。ふぅーーーーー。焦ったぁーーー!車も人もやり過ごした後で本当に良かった。そしてどんくさい割に左端にしっかり寄って止まった自分を褒めてあげたい!

避けきれず顔面などにはりつかれたら卒倒物でした。検査に響きそう、と呼吸を整えながら再出発。しばらくビクビクしながらも無事に病院にたどり着きましたとさ。

待ち時間の間、クモのことを思い返し、虫って嫌い、苦手だと思っていたけど、怖いのではないかと深堀。嫌いで苦手なら日常から切り離して生活してると思いきや、この日の病院のお供の文庫本は虫に関する本。虫を特集したTVも見るし、安全圏からなら(窓越しとか)虫の観察もしたりする。お腹とか気持ち悪いな~と思いながら。嫌いではなく、怖い。そして怖いもの見たさの好奇心はあるらしいことがわかりました。

もちろん怖いので苦手です。触る、掴むは不可。これは幼少期から。触ったことがある昆虫は片手で数えられる程度です。今はもう、蚊以外は無理です。嘘つきました。雪虫は手の平に乗せられます。あとは無理です。でも嫌いではない、のだと思う。でも何故怖いのかもわからない。でも見ちゃう。飛んで来たら逃げますし、目の前に突然のクモは勘弁していただきたいですが。

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