定期的に蘇る。

蘇ります。庭の苔。

蘇ります。嫌な記憶。中二病時代とか、あの時の失言とか、ふとした時に思い出され頭を抱えて記憶喪失になりたいと願います。

そうそう都合よく記憶喪失にはならないので、どうせなら○○に生まれたかったなシリーズが始まります。中二病の後遺症で現実逃避しがちです。以前はお金持ちの家の飼い猫が常々1位だったのですが、最近は動物園のナマケモノも捨てがたいと思っております。管理下の下、飼育員さんとは程よい距離感、ご飯の心配も不要、あとはナマケモノらしく木にぶら下がり大人しく見物される、中々に最高ではありませんか。

皆様も辛い時や嫌な事を思い出したら○○に生まれ変わる現実逃避してみてくださね。

さて、まだ蘇ります。どうでもいいこと。忘れられないどうでもいいことが定期的に思い出されます。定期的に思い出すので中々忘れられません。

とある漫画の一コマのセリフだったり、苦くないよと言われちょっとだけ口にしただけなのにアホほど苦かったゴーヤのことや、ファミコンゲームのバグのこととか。

大体、半年に1回位、単語やそのもの自体を見て急に思い出されるのですが、無関係に思い出すのがカピバラです。

もう何年前かさえ覚えていないのですがカワウソが見たいとか何とか言って水族館に行ったのです。もうすでにカワウソが目的かも記憶が怪しいくらい前です。

その水族館には初めて行ったので大人しく順路に従い進んで行ったところ、一旦屋外、カピバラゾーンの矢印が。水族館なのにカピバラ。カピバラさんというキャラクターも人気があった頃のような？温泉につかるカピバラも話題だったような？

そしてまぁまぁに動物が好きでドキュメンタリー番組など見ているのでカピバラがげっ歯類であることも知っていました。

サイズ感以外は。

なぜか両手に乗るくらいでモルモットと同じくらいの大きさだと勝手に思っていたで、実物と対面して、「でっか！」と声がもれてしまいました。いや、ほんと、こちらの勘違いとはいえでかくないですか？あの可愛いキャラクターと温泉につかるほのぼのしたイメージとのギャップで無愛想というか不遜な態度にすら見えてきます。まぁ、よく考えればモルモットサイズなら温泉で溺れちゃうよな、サイズも態度もでかいんだなカピバラって。こんなどうでもいいことが定期的に蘇ります。

今度は何が蘇るでしょうか。