趣味は草むしりです。

日々のしょうもないことをお届けします。

キャッシュレス。

お買い物、今日はふりかけを買うんだ~。カゴを持ち、売り場へ入る。あ、このパン美味しそう~、そうだ、麻婆春雨のもとも買っちゃお~。そうそう、ふりかけ、これと~、これとこれ。他に足すものはあったかな?あ、お菓子。甘いものは大事よ~。

さくさくと買うものを決め、いざレジへ向かう。レジでもたつくので並ぶ前に財布を鞄から取り出し、中を確認。

記憶の中では1000円~2000円は入っている予定だった。しかし野口さんの顔は見当たらず小さな衝撃が走る。

おかしいなと思いつつ小銭を確認。200円ちょっと。おいおいおいおい。

こんな時の隠し財産だ。キーケースにちょっとは忍ばせてあるのだ。どれどれ、おいおいおいおいおい。100円ちょっと。計350円。いい大人が。350円。

申し訳ないが商品を棚に戻していく。レジで返品の手間と恥ずかしい思いは避けられたが、本当にふりかけだけ買って帰るという、何だか情けなさが残る買い物であった。

しかし、レジ前に気づいただけ幾分マシであった。

あれはコロナが流行るずっと前のこと。意気揚々と喫茶店に出向き、モーニングだかブランチだかランチだかを堪能し、まったりし、帰ろうとお会計の準備をしていた時、財布がどこにも見当たらない。5回くらい鞄を見返す。中身を1個1個取り出しても財布はない。THE・無銭飲食の完成である。や・ば・い。

どうすればいいんだろう?身分証明を提示して財布を取りに帰りたいが身分を証明するものは財布の中である。スマホは人質になり得るだろうか?ネタでよく聞く皿洗いで許してもらえるだろうか?

心拍数が上がる中、家族に電話を掛ける。遠出するかもと言っていたのですでに出掛けていたら更にやばい。が、神様、ありがとう。まだ家に居ました。

茶店に支払いに来てもらい事なきを得た訳です。こんなことがあってもなかなかキャッシュレスに移行できず、今回もレジ前でアタフタした訳で。キャッシュレスにすべき日は近そうだ。

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